【そうあ】
はい。というわけで、舞台「ＢＡＲＡＧＡ鬼」に連動して、
幕末の第一人者、ストール博士にこれから色々とインタビューをしていき、
肩で風切る新撰組について色々と学んでいきたいと思います。
博士、本日は宜しくお願いします。




【ストール】
・・・。

【そうあ】
博士？

【ストール】
肩で風は切れないだろう？

【そうあ】
・・え？

【ストール】
肩で風は切れないでしょうって。

【そうあ】
・・あの、これは言葉の表現の一種でして、
ほら、言うじゃないですか、肩で風切って走る、みたいな。

【ストール】
肩で風切って、
その上走るのか？

【そうあ】
・・・。

【ストール】
できるのか？

【そうあ】
・・・。

【ストール】
お前にはできるのか！？

【そうあ】
・・すみません、できないです。

【ストール】
だろう？
以後気を付けろっ！


【そうあ】
・・はい、ではまず最初に新撰組の結成までの経緯について

【ストール】
君、好きな食べ物は何？




【そうあ】
関係ねぇし！なんで逆に聞くんですか？僕が質問してるんですが？




【ストール】
うるさいっ！
士道不覚悟っ！！


【そうあ】
おおっと、急に腹から声出しましたね。
・・ええっとですね、カツ丼が好きです。

【ストール】
ふ～ん、そう。

【そうあ】
・・ちょっと待て！
そっちが話の流れ変えたんだから最後まで責任もてやっ！

【ストール】
うるさいっ！
士道不覚悟っ！！


【そうあ】
それ言いたいだけやん！
それ言いたいだけやんっ！！




【ストール】
あぁ、すまん、つい。

【そうあ】
待てコラ！
今なんで顔変えた！？

【ストール】
変えてないよ。

【そうあ】
嘘つけ変えただろ！
今バラガキの主役、土方歳三役の根本さんだったろ！
そうだろ！！




【ストール】
ちゃんと説明してるね君。

【そうあ】
いや～、格好いい方ですねぇ。
って馬鹿！
ベタな事言わさないでよ！
ベタな事言わさないでよ！！
てかこんな使い方したら失礼だろっ！怒られるぞ！

【ストール】
うるさい！
士道ふ・・

【そうあ】
(光速の速さで)
言わせねぇよ！


【土方】
おいおいすごい速さだね、それじゃまるで
(何か上手い例えを言う)



(一同爆笑)



つづく。